人の変化は顔に出る。講習生Iさんとのやりとり
こんばんは。
オリバーです。
今日はコンサル生のIさんから頂いたメールと僕からの返信を共有したいと思います。
事の始まりは、Iさんから、成長したいので何か講習中に気がついた事ありませんか?というメールが来た事です。
それに対して、自分で考えて僕に送ってくださいと返しました。
テーマは地蔵に関してですが、地蔵の根本原因と向き合うマインドや思考について返信しています。
長くなりますが、成長する上で大切なものを書いてます。
時間があるときに読んでください。
ここから
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やはり声かけの数だと思います。
まずは声かけに慣れるところから始めます。
ただ、口では簡単に言えるけど、実際その場所に立ち、さあーいまから声かけますか~って心の中では思っていても、体が動かないのが事実です。
周りの目が気になる、目線がこわいということです。だから、毎回悔しい気持ちと自分への八つ当たりが始まります。心の中で「なんで声かけられないの?そうやって自分のタイプのが目の前にいても、いつもチャンスを逃すんだよ」ってもう一人の自分が言ってます。
あとはツイッター上での嫉妬心です。ある人は初心者でもすぐ結果を出す人がいるのになんで僕はできないのかっていう焦りもあります。
声かけなんて簡単なのにそれがすごく難しいっていう気持ちでいっぱいです。
毎回先生と街にでても、いつも地蔵してしまう自分がいる、悔しいのと羞恥心、自信がない、綺麗な人ほど声をかけづらい、いつも先生に先にやってもらうのもただ単に自分から逃げているだけです。あとはトーク力もなく、笑わせる力もない、そんな葛藤ばっかりしています。ほんと悔しい気持ちだけが残っています。時間だけが唯一共通している部分なのに、時間だけが過ぎていく、全然進歩もしない、それが仕事にも影響してくる、モチベーションが下がるっていうことですね。
せっかく先生と出会えて後ろから後押しして頂いているのに、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
あとは先生と出会ってから第三者から言動、行動含めて、自分はどういう風に他人から写っているのか、色々ご指摘くださって有難う御座います。少しずつですが改善します。ただ、すぐ改善できることはその場で改善する意識はしています。
反省文みたいになってしまいましたが、今後とも宜しくお願い致します。
真のモテ男になるため、仕事、ナンパすべてにおいてがんばります。
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ここまでがIさんからのメール
ここからが僕の返信
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こんにちは。
熱いメッセージありがとうございます。
Iさんは、今現在やるべきことをちゃんと分かっていますよね。
僕の方こそ、もっとしっかりとサポート出来るよう努力するべきでしたね。
こんな事は重々分かってると思いますが、今Iさんがやるべき事は、沢山声を掛けることですよね。
プライドがあって、好みの子にしか声を掛けたくないという気持ちは、とてもよく分かります。
ですが、現時点では好みの子にすら声を掛けられていないですよね。
まずはこの事実を受け入れて頂きたいのです。
情けない自分と向き合うのはとても苦しいことですが、ここを乗り越えなければ成長はありません。
出来ないことをやろうとして結果できずにメンタルに悪影響を及ぼしてる時間があるなら、容姿のレベルを一旦落として、話しかけやすい子から声を掛けて、少しずつ成功体験を積んでいった方が早く目的の女の子に到達出来ます。
プライドがあるのは分かりますが、それでは口ばかりが達者になるだけです。
これもご自身でよく分かられていますよね。
自信というのはある日突然付くのではなくて、小さな成功体験の積み重ねです。
今のIさんにとっては、どうな容姿の女の子であれ、まず声を掛ける事が出来たらそれは一つの成功体験です。
今のままだと、いつまで経っても好みの子に声を掛けるときにエネルギーを消費してしまいます。
声を掛けられる子から声を掛けていけば、まず声を掛けられる子に声を掛けるのが当たり前になり、その過程で好みの子にも声を掛けられるようになり、気が付けばいつどこで誰と出会おうが声を掛けるのが当たり前になります。
そこにエネルギーの消費はありません。
今のIさんは出来ないことにエネルギーを大量消費してしまっているので、全てにおいて効率が悪いです。
出来ることを少しずつ積み上げていきましょう。
それと、ツイッターを見て他人と比較をするのは良い習慣とは言えません。
比較するのはいつでも過去の自分です。
プライドは成長の邪魔となります。
Iさんと接していると、どうにかして面目を保ちたい。
自分は凄いんだと証明したい。という気持ちを強く持っていらっしゃるのがとても伝わってきます。
僕に対してタメ口が入り混じっていたり、初対面から僕の名前を呼び捨てでしたよね。
はっきり言いますが、過去のコンサル生で、僕より10歳以上年上で、社会人経験も遥かに上の方ですら、僕の事を初対面から呼び捨てにしたり、タメ口を聞いてきた方は1人としていませんでした。
承認欲求が強いのは良いことですが、今のIさんは承認欲求の使い方を間違えています。
意味のないところで意地を張るのではなく、キチンと実力をつけて、真の意味でみんなから承認されましよう。
本当に凄い方は誰に対しても優しく、腰が低いです。
なぜなら自信があるからです。
余計なプライドなど持ち合わせていないのです。
こうした根本的なマインドや考え方が、成功する人のそうじゃない人を分かちます。
声が掛けられない根本原因は、能力の低さではないです。
Iさんはトーク力がないと仰りますが、僕の前ではずっと喋ってますよね。
この人面白いなっていつも思ってますよ。
これをトーク力と呼ばずになんと呼ぶのでしょうか?
今のIさんに足りないのは自信です。
そして自信の根源は、自分の弱さと、正面から向き合うことです。プライドではありません。
僕の元に来てくださったIさんは、ちゃんとした心を持ち合わせているはずです。
後半厳しい言い方になってしまいましたが、Iさんの為を思ってこの文章を書きました。
勿論僕は可能な限りのサポートをしますが、Iさんの未来を決めるのはIさん自身です。
自分を信じて、頑張りましょう!
僕もIさんを最大限バックアップすると同時に、自分自身も更に上を目指しています。
一緒に頑張りましょう!
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ここまで
長くなりましたが如何だったでしょうか。
このIさんは、講習中も中々自分の意思で声を掛けに行こうとせず、講師である僕に
「オリバーさん行って!」と頼りきりでした。
自分の弱さの根本原因と向き合おうとしてないから、どこかヘラヘラした顔つきでした。
しかし、このやりとりをしてから二日間、Iさんは自分の内面と向き合い内省をし続け、今日久々にあったら、目に見えて顔つきが変わっていました。
男らしい顔つきでこれからの決意表明を自分の口から30分近く話してくれました。
1週間前の彼とは、顔つきも話す言葉もまるで別人になっている姿を見て、僕は嬉しくて泣いてしまいました。
Iさんの中で、ある種の覚悟が決まった瞬間でした。
彼はまだ地蔵を克服段階ではありますが、地に足をつけて前に進もうともがいています。
人によっては、たかがナンパでしょう。
だけど、ナンパが上手い下手、モテるモテない以前に、こうやって出来ないことを出来るようにしようと努力している姿を見て、美しいなと思ってしまいました。
僕も思わず初心に帰らされましたね。
そしてそれと同時に、この人を必ずモテるようにしようと、僕も心に誓いました。
そして、こんな泣いてしまうほどの感動を味わえるなんて、この仕事やってて良かったなってまじで思いましたね。
まだまだ彼の地蔵は克服出来てないけど、着実に前に進んでいます。
超地道な積み重ねこそが、後々、何よりも役に立ちます。
彼に影響されて、僕もまだまだ積み重ねて行かないとなと思いました。
という事で長くなりましたが終わります!
それでは!
メルマガやってます。
どこよりも為になるメルマガ目指して運営してますのでよかったらどーぞ。
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